カードローン

カードローン返済ガイドブック~知っておくべき基礎知識~

カードローンは計画的に利用すれば、毎月無理のない範囲で返済できます。カードローンの利息が気になる場合は、工夫して返済することで、負担を軽減することも可能です。カードローンは借りたお金をどうやって返済していくのか、イメージしながら利用することで、自然とやりくりできるようになります。

カードローンにはいくつかの返済方法が用意されているので、自分にとって一番都合のいい方法で支払いできます。また、どれだけ返せばいいのかは、事前にシミュレーションをして、調べておくこともできます。

万が一、返済ができなくなってしまった場合には、いろいろな対処法があります。このページでは、カードローンの返済についての基礎知識を分かりやすく解説。カードローンの返済について、不安を抱えている方はぜひともお役立てください!


借りる前に知っておきたい!カードローンを返す手段って?

カードローンで借りたお金は、いろいろな方法で返済できます。返しやすい方法が選べることも、カードローンの特徴です。

カードローンの返済方法一覧
口座振替
預金口座から自動的に引き落としされる返済方法
振込
自分自身で銀行振り込みをする返済方法
店頭窓口
店頭窓口で現金払いする返済方法
ATM
コンビニ等に設置のATMから入金する返済方法
WEB
パソコン、スマホ、ケータイ等から手続き可能な返済方法
以前は、店頭やATMでの返済が多かったものの、最近ではWEBからの手続きのみで、外出せず楽に返済できる方法が人気です。提携金融機関のインターネットバンキングならば、手続き後、即座に入金処理がされます。WEB返済は手軽ながらも、返済のし忘れを防げる、便利な返済方法としておすすめです。




負担を軽減!賢い4つの返し方

カードローンは利便性が高い分、金利が高めに設定されているので、利息の負担が大きくなりがち。そこで、こちらでは利息の負担を軽減できる返済方法を紹介していきます。さっそく、利息の負担を軽減してくれる、賢い4つの返済方法をご覧ください。

・毎月の返済額を増やす方法
カードローンを借入すると、約定返済額は、最も負担の少ない額が設定されます。ただし、毎月の約定返済額は増やせるため、少しでも利息を節約したい場合は、大きめの金額で毎月返済します。

・繰上返済する方法
繰上返済とは、約定返済とは別に、好きな日に好きな金額を追加で返済することをいいます。毎月の約定返済額を増やすのが苦しい場合は、ゆとりのある月には、なるべく繰上返済をすることを心がけます。

・一括返済する方法
一括返済とは、残高をまとめて返済してしまうことをいいます。ボーナス時など、まとまったお金が入ったときは、なるべく一括返済してしまうほうが、利息を大幅に節約できます。

・金利の低いカードローンに借り換えする方法
今ある借入残高よりも、低い金利のカードローンを使って、残高を一度完済し、新しいカードローンで返済していく方法を、借り換えといいます。

借り換えは金利が低くなるので、その分、利息の負担を軽減できることが特徴です。利息が安くなった分、毎月の返済額自体も減らすことができ、返済が苦しいときに役立つ方法となっています。


返済シミュレーターで毎月の負担を計算してみよう

カードローンを計画的に返済するには、返済総額を計算し、把握することが必要です。下記では、返済総額を計算するために必要なポイントをまとめてみたので、まずはご覧ください。

  • 元金
  • 金利
  • 毎月の返済額、または返済回数

カードローンは、返済総額をすべて支払い終えることで、完済となります。返済総額とは、借りた元金と、元金に対してかかる利息の合計のこと。利息は下記の計算式で計算できます。

利息=元金×金利÷365×借入日数 ※うるう年は366となる場合あり。

同じ元金を借りても、金利や借入日数によって、利息の計算結果には違いがあります。そのため、正しい利息を計算するには、金利と借入日数をはっきりさせることが必要です。もしも、いつまでに返済したいという借入日数がはっきりしない場合は、毎月返済額から返済回数を計算することも可能です。

大手消費者金融のプロミスでは、「返済金額シミュレーション」と「返済期間シミュレーション」の2種類の返済シミュレーションが利用できます。以下の表では、計算結果の一例をして紹介しています。 ※計算条件は任意に設定可能。

・返済金額シミュレーション
ケース1ケース2ケース3
借入希望額
10万円10万円
10万円
金利18.00%18.00%12.00%
返済期間(回数)
6ヵ月(6回)12ヵ月(12回)6ヵ月(6回)
毎月の返済額
17,552円
9,167円17,254円
利息の合計額5,312円10,011円3,527円
※返済金額シミュレーションは、支払期間から、毎月いくら返済しなくてはいけないのかを計算可能。

・返済期間シミュレーション
ケース1ケース2ケース3
借入希望額
10万円10万円
10万円
金利18.00%18.00%12.00%
毎月の返済額
1万円3万円1万円
返済期間(回数)
11ヵ月(11回)
4ヵ月(4回)11ヵ月(11回)
利息の合計額9,158円3,408円5,894円
※返済期間シミュレーションは、返済額から、どのくらいの期間で完済できるのかを計算可能。

プロミス以外にも、各カードローンの公式サイトホームページでは、カードローンを使ったときに、どのような流れで返済するのか、上記の試算表のように試しに計算することが可能です。

返済シミュレーションでは、元金や返済額・返済回数などを変更し、いろいろなパターンの支払総額を計算できます。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。


カードローンの期限は絶対!守らないとどうなる?

カードローンには、下記の2種類の期限が設定されています。

  • 契約期限
  • 返済期限

契約期限とは、カードローンのサービスが利用できる有効期限のこと。契約期限は、カードローンの種類によって違いがあり、利用状況に問題がない限り、基本的には自動更新されていくため、特に意識する必要はありません。自動審査により、契約更新された場合は、自動的に新しいカードが届きます。

一方、返済期限とは、カードローンで借入した元金と利息を、返済しなくてはいけない期限のことをいいます。返済期限が過ぎてしまうと、延滞となるため、必ず返済期限までに支払いしなくてはいけません。入金が確認できないと、一時的に取引が停止され、カードローンが利用できなくなります。

返済が遅れると、最初の数日はカードローン業者や保証会社から、未払いの連絡が入ります。数日の遅れの場合は、書面ではなく、電話やメール、ショートメッセージなどで通知される場合が多いです。この時点でしっかりと連絡し、返済をすれば、入金の確認が取れ次第、カードローンがまた利用できるようになります。

90日以上、返済期限を過ぎてしまうと、延滞として個人信用情報機関に登録されます。延滞や強制解約が登録されると、別のカードローン業者に申し込みをしても、最低5年間はカードローンを含む、さまざまなローンの審査に通りません。

また90日以内の延滞でも、繰り返し延滞する場合などは、社内情報として延滞が登録されてしまい、限度額の減額や新規取引停止されます。一度解約し、新たに契約しようとしても、社内情報が残る限り、新規に契約できる可能性はまずないと言っていいでしょう。

このようなことを避けるには、返済が遅れてしまうことがないように、しっかりと期限内に支払いすることが鉄則。どうしても返済が間に合いそうにない場合は、すぐに連絡していつならば支払いができるのか、事前にしっかりと相談することが大切です。


返済不能になった時の対処法とは?

どうしても返済不能となってしまった場合は、正しい対処法をとることが重要。払えないからと放置してしまうと、最悪の場合、強制執行により財産を失います。環境によっては、周囲の人々に、「借金を踏み倒した」というイメージを強く持たれ、その後の生活に支障をきたしてしまうケースもあります。

返済不能となったまま放置をすると、どうなってしまうのか、下記に、返済不能に陥ってしまった後の流れをまとめているので、まずはご覧ください。

①自宅や携帯に、カードローン業者から督促の電話がかかる
②自宅あてに、カードローン業者から郵送で督促状が届く
③カードローン業者を無視し続けていると再度、業者や保証会社から督促状による警告や連絡がある
④警告を無視し続けていると、裁判所より支払督促が届く
⑤裁判所からの支払督促を2週間無視し続けていると、仮執行宣言がされる
⑥カードローン業者による、給料などの差し押さえがはじまる

返済不能となった場合、まずは電話や手紙による督促を受けることになりますが、業者からの連絡を無視していると、裁判所へと申立てされてしまいます。業者によっては、自宅に訪問をして督促する場合もあります。

⑤の仮執行宣言がされてしまうと、カードローン業者はすぐに強制執行の申立てが可能となります。勤務先へ差押命令が送達されてしまうと、返済不能を隠し通すことはできません。

返済不能になった場合は、必ず、自ら手続きを始めることが重要です。返済不能だと自覚したら、できる限り早い債務整理を考えます。下記表では、返済不能時の債務整理について、特徴をまとめているので、ぜひご覧ください。

特定調停・任意整理・業者と借金減額を交渉し和解を目指す
・他人に知られることはない
・財産を維持できる
・家族に影響なし
・特定調停は裁判所が介入
個人再生・裁判所が介入し、借金を減額させる
・他人に知られることはない
・財産を維持できる
・家族に影響なし
・減額された借金は3年~5年で支払いする
自己破産・裁判所ですべての借金を帳消しにしてもらう
・官報に住所氏名が掲載される
・一定以上の財産は失う
・家族に影響なし
・免責決定を受けるまで、一部職業に制限がある
特定調停や任意整理は、返済不能となった後、どのような形ならば返済ができるのか、業者と話し合い、和解を目指す返済不能対処となります。過払い金などがある場合に効果的で、できるだけ、返済不能を穏便に解決したい場合に利用されています。

個人再生は、返済不能となった後、裁判所に介入してもらい、借金を減額してもらう返済不能対処となります。過払い金などがなく、特定調停や任意整理だと、メリットが薄いと感じる場合に利用されています。

自己破産は、返済不能となった後、裁判所ですべての債務を帳消しにしてもらう返済不能対処となります。自己破産は、すべての借金を無くすことができますが、財産を持つことはできなくなってしまいます。

自分自身の借金を自己破産で帳消しにしても、家族に影響が出てしまうことはありませんが、官報に破産者の住所や氏名が掲載されるため、自己破産を隠すのは難しくなっています。自己破産は、返済不能の最終手段となっています。

このような債務整理を行うと、特定調停・任意整理・個人再生は完済してから5年、自己破産は10年、カードローンを含む、その他のローンやクレジットカードを、自分の名義で契約することはまずできなくなってしまいます。


まとめ

最後に、カードローンを賢く利用する上で、知っておきたい返済のポイントをまとめてみました。

  • 返しやすい返済方法を選ぶ
  • 利息の負担を軽減できる返し方をする
  • 事前に返済額の試算をして、返済の流れをイメージする
  • 返済期限は守る
  • 返せないときは放置せず、正しく対処する

一番大切なことは、返すことの重要性を理解することです。カードローンの返済履歴は、個人信用情報機関に登録されているため、返済の遅れは隠し通すことはできません。少しくらい平気だろうと、軽い気持ちで延滞してしまうと、どんどん信用を失ってしまいます。

最近のカードローンでは、顧客自身が返しやすい返済方法を選べるようになっています。返済に負担を感じる場合は、カードローン会社に相談してみることで、より良い返済プランを提案してもらえる場合もあるので、活用してみてはいかがでしょうか。

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